油化装置企画書19-1

1 なぜ廃プラの油化が必要なのか
  (1) 現状は容易ならざる状態である
   ① 石油の推定埋蔵量は現在の消費量換算で40年分、やがて必ず石油資源の枯渇するときが到来する
   ② プラスチックスの国内生産量は年間約1500万トンあり貴重な資源である。
        主要プラスチックスの生産量 出典:プラスチックスエージ (単位:トン)

種類

2000

2001

2002

2003

2004

 

フェノール樹脂

 261738

 231890

 241873

 261238

287,384

 

ユリア樹脂

 210406

 146389

 137876

 130800

115,348

 

メラミン樹脂

 152026

 175293

 159125

 152265

153,773

 

不飽和ポリエステル樹脂

 216136

 194040

 184879

 179392

187,042

 

アルキド樹脂

 109829

  96165

  91638

  88396

91,212

 

エポキシ樹脂

 243388

 191796

 200668

 195285

215,193

 

ケイ素樹脂

 290144

 

 

 

 

 

ウレタンフォーム

 263084

 256671

 254929

 253146

250,822

 

熱硬化プラスチックス計

1746751 

1292249 

1270988 

1260522 

1,300,774

 

ポリエチレン

3342288 

3294272

3176103 

3165279

3,238,032

 

ポリスチレン

1341814 

1225156 

1194209 

1153714 

1,150,665

 

AS樹脂

 135536 

 122376

 134370 

 123330

133,957

 

ABS樹脂

 546411

 462924

 508848

 523664

539,763

 

ポリプロピレン

2721260 

2696202

2641476 

2751290 

2,908,437

 

ポリブテン

  35660

 29297 

 

 

 

 

石油樹脂

 137420

 132914

 140052

 144936

151,472

 

メタクリル樹脂

 221858

 211476

 234953

 254710

282,300

 

ポリビニルアルコール

 201166

 189373

 193101

 190379

200,485

 

塩化ビニル樹脂

2409555 

2194718 

2225273 

2164490 

2,153,274

 

塩化ビニリデン樹脂

  61150

  61317

  64340

  70396

71,422

 

ポリアミド

 257706

 232080

 241672

 269678

250,844

 

フッ素樹脂

  26557

  24175

  21399

  22894

21,945

 

ポリカーボネート

 354108

 370248

 385604

 408838

410,796

 

ポリアセタール

 136155

 116149

 130448

 135744

154,391

 

PET

 699346

 662122

 696637

 603279

720,190

 

PBT

  72901

  64252

  96395

 134497

144,105

 

PPE

  91947

 60346

  59823

  48518

45,565

 

熱可塑プラスチックス計

12792838 

12149397 

12144703 

12165636 

12,577,639

 

その他のプラスチックス

196869

196732

193503

198130

205,787

 

合計

14736458 

13638378 

13609194 

13624288 

14,084,200

 

 ③ 産油国のしたたかな石油戦略で、今後とも高止まり状態に後戻りすると覚悟せざるを得ない
  (2) 開発の基本的思想は
   ① 廃プラスチックスのマテリアルリサイクルによるコスト割れを招くよりも、エネルギーリサ
        イクルを目指すほうが賢明である
   ② 廃プラスチックス収集運搬コストを抑制するためには、地産地消型の高性能マイ
      クロプラントを開発すべきである
   ③ これまでは山間部に不法投棄されていた廃プラスチックスも、資源価値の見直し
      により回収され、野山から廃プラスチックスが消える日も夢ではない 
  (3) 市場規模は十分あるのか
   ① 市場規模の正確な算定こそ開発研究許容投資金額の明確化になるので、第三者に
      よる客観的評価が必要である。市場占有率10%とすると
   (15,000,000t/y × 0.10) ÷ (3t/day × 250day) =2,000(plant)
   ② また、上述の算定により開発価値を明確化することは、何より開発研究のドライ
      ビングフォースとなる
     2,000plant × 100,000,000¥ = 2000(億円)
   ③ 投資可能な研究費(市場規模の1割)
   2,000億円 × 0.1 = 200(億円)