そのときに話題になったのが大吟醸酒のこと。何でも精米するときに米の50%も削ってしまうので肝心の栄養分が失われてしまうとのこと。私もこのような製造方法に大いなる疑問を抱いていたが、ものを生かすという観点からも従来手法に拘らない柔軟思考が求められていると思うのである。ワインの場合には、貴腐病にかかったブドウで仕込むと実に素晴らしいワインに仕上がるとのこと。これはとりもなおさずいろいろなカビ類を取り込んで発酵させる技ではないか。いろんなものが含まれているからこそ、そこに絶妙の味わいが発現すると思うのである。私は、1升1万円以上もするという有名清酒を口に含んだことがあったが、何の味わいも感じられないただのアルコール含有水であった。こんな粗末な味を金科玉条の如く思うのはそれぞれの勝手であるが、清酒のブレークスルーにより米の需要拡大を図るのも一考だと思うのである。
材料・部品
今日は午後からとある窯業技術センターを訪問した。この技術センターの工学博士の先生は、お客様が求めている技術をたまたま弊社が取り扱っていることをインターネットで突き止め、お客様に紹介してくださった経緯があり、ぜひとも表敬訪問したいと念願していたので、ついにその日がやってきたのである。私は、ナビを頼りにお客様の技術センターを訪問したが、その先生は快く出迎えてくださり、これまでのご縁を心から御礼申し上げ、ついでに業務内容や研究テーマについていろいろ教えていただいた。この先生の話を伺うにつれ、あまりにも私と共通点が多いことに驚いた。私は、今後ともご指導を戴きたい旨をお願いし技術センターを後にした。
今日は真空ポンプのモーターコンデンサーが破損したので、その部分だけ部品を購入できないか取引先に依頼したが、「その部品だけ供給するわけにはいかない」という回答があった。破損したコンデンサーを交換するにはモーターメーカーに修理依頼しないと解決しないという構図をモーターメーカーが作り上げたせいである。そこで私は、同じような規格容量のコンデンサーを探してくれるように取引先の電気屋さんに依頼した。前述のモーターメーカーは、モーター故障時に自社に修理依頼が来るように巧みに利益誘導構図を作り上げたつもりだろうが、そんなメーカーは早晩潰れるだろう。世の中はもっとフレキシブルでスピーディに変化しているのだ。
部品組立の自動化省力化の依頼があって、私は全自動組立による無人化工程を提案したが、お客様の考えとしては「少しでも良いから急いで省力化して欲しい」工程があったことは報告したとおりである。私は省力化の方向性が明確なので、その工程で使用している機械器具を借用し詳細設計を完了し、見積手配も終了し、先ほど見積金額が出始めている。それにしても驚いたことは1日1万回以上ハンドプレスで部品を圧入しなければならないため、利き手が腱鞘炎になる恐れがあるばかりか精神的にもかなりの負担なことである。私は最善・最速の方法で仕事を処理し、明日ぐらいには見積書を提出したいと思っている。私は、これらの仕事に従事する人たちが少しでも楽しく仕事ができるように、私は全力を傾注したい。
ある商品の自動組立ラインを検討しているが、その中核を為すパーツフィーダーは代理店担当者を呼んで打ち合わせの上、概算金額を尋ねたところ、だいたいの金額を教えてくれたので、私は直ちに見積書を作成しお客様のところに出向いた。ところが帰ってから送信されたファックスを見たら最初の金額の3倍。怒り心頭、私は直ちに取引先にファックスし即刻代替案を出すように指示した。ついでに直交座標ロボットも、これまで使用してきたメーカーに囚われず抜本的に見直すことにした。これはよい機会である。一気に状況を変えられるチャンスがやってきた。