今日は午後からとある窯業技術センターを訪問した。この技術センターの工学博士の先生は、お客様が求めている技術をたまたま弊社が取り扱っていることをインターネットで突き止め、お客様に紹介してくださった経緯があり、ぜひとも表敬訪問したいと念願していたので、ついにその日がやってきたのである。私は、ナビを頼りにお客様の技術センターを訪問したが、その先生は快く出迎えてくださり、これまでのご縁を心から御礼申し上げ、ついでに業務内容や研究テーマについていろいろ教えていただいた。この先生の話を伺うにつれ、あまりにも私と共通点が多いことに驚いた。私は、今後ともご指導を戴きたい旨をお願いし技術センターを後にした。
IT技術
ある商品の自動組立ラインを検討しているが、その中核を為すパーツフィーダーは代理店担当者を呼んで打ち合わせの上、概算金額を尋ねたところ、だいたいの金額を教えてくれたので、私は直ちに見積書を作成しお客様のところに出向いた。ところが帰ってから送信されたファックスを見たら最初の金額の3倍。怒り心頭、私は直ちに取引先にファックスし即刻代替案を出すように指示した。ついでに直交座標ロボットも、これまで使用してきたメーカーに囚われず抜本的に見直すことにした。これはよい機会である。一気に状況を変えられるチャンスがやってきた。
今日の日経新聞では日経ビジネス誌の内容が広告掲載されていた。その中でも目を引いたのは「始まった無人工場への転換(日本企業にも商機)」である。私も報告したとおり、組立ラインの自動化省力化の依頼があり、今日は見積調査の手配を済ませたところである。製造工場は、徹底的な自動化省力化を果たすと無人工場となり、昼夜違わずロボットなどの自動化省力化機器が稼働するため固定費の一つである人件費がほとんど不要となる。その様になれば製品原価は原材料費と減価償却費に絞り込まれ、世界中どこで製造しても価格差がなくなってくるはず。そうすれば技術力でニッポンが一歩抜きん出る可能性あり。だから私も製造業をどこまでも応援したい。
今回の仕事は引き受けてくれる会社にできる限りわかりやすく説明しようと考え方を纏めていたので、外注設計を断られても何ら問題なく対応することができた。設計費用だけでもかなりの金額になるはずだったが、結局自分で説計することになり、またまたロボットのプログラムを楽しむチャンスがやってきた。動作はすべて秒速を争うため、無駄を極限まで排除することが求められるが、それだけに仕事の面白さもあるのだ。
今日は携帯電話からパソコンへ写真転送に苦労したが、その勢いのついでに組立ラインをイメージアップしてみた。先ず調査したデータに基づいて作業工程をブロックフローシート化し、次いでパーツフィーダー、メインコンベアやロボットなど自動化省力化に不可欠な装置の必要台数を描き込んでいったところ、組立ラインのイメージが明確になってきた。
これで明日からは具体的な装置の選定と見積調査に入れそうである。この組立ラインが実現すると、24時間連続生産が可能となるため価格競争力も高まるであろう。世界中何処に行っても機械装置の価格は大差がないので、徹底した自動化省力化が実現できたら国内生産でも世界と勝負できるだろう。