今夜は、食後にテレビのスイッチを入れたら教育テレビで「白熱教室」が放映されていた。テーマは、「今回の福島について議論する場合に、どのような方法で議論すべきか」というもの。この番組自体の結論は明確でないが、「議論するベースをどのように構築すべきか」という前提条件の明確化が最も重要な要素のように感じた。今日は奇しくも福島県議会議員選挙の投票日である。福島県民の声を誰が代表してくれるのか、福島県が抱える今の問題を誰が的確に捉え政治の場に反映してくれるのか、政治家を選択するのは県民であるが、ひとたび政治の壇上に上った政治家が県民の声、広くは国民を声が果たして反映してくれるものなのか、はなはだ疑問が残るのも事実である。現在の野田内閣は、TPP問題で閣内不一致を露呈し、ASEAN会議でも政治の不安定さから国際公約をしてもどれほど実行力があるのか参加国から疑問視され、内閣は持っても来年までといわれ始めている現状を見ると、政治の混迷はますます深くなるものといわざるを得ない。いま私たち福島県民が最も恐れていることは東京電力福島第一発電所放射能漏れ事故の風化である。誰かがマスコミを意識的に統制し、段階的に原子力関係情報すなわち放射能漏れと汚染状況に関する情報を絞ると、いとも簡単に風化させることができるだろうと懸念しているところである。国は原子力行政推進の最高責任者として、東京電力は当事者としてその責任を最後まで全うすることを強く望むものである。
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