私が滝根町から帰宅したのは、ちょうど正午であった。次なる課題は本日のメインイベントである放射能除洗事業の技術公募に応募することである。私は予め用意しておいた書類をカバンに詰めて高速に乗り日立南インターで降りたが、何となく気になったので応募要領をもう一度確認したところ、肝心の書類が抜けていることに気がついた。早速、息子に連絡し、必要な書類をコピーして高速に乗るよう頼み、私も高速道路を引き返したが、トンネルの入り口付近で先行車が一斉にハザードランプを点灯し始めた。何かわからないが渋滞にぶち当たってしまったようである。幸い車が最徐行運転で走り始めたのでこれに続いたが、程なくして渋滞の原因がわかった。車同士の多重衝突事故が起きていたのであった。事故現場を通り過ぎた時に事故の状況を見ることができたが、車の損傷の割にケガ人らしき人は見あたらなかった。私は、念のため110番したところ、すでに事故発生の連絡が入っているとのこと。私は、事故のことを案じながら先を急いだ。息子との待ち合わせ場所は北茨城インター付近のコンビニ。私は、到着するやいなや、不足分の書類を手書きで纏め、それを2部コピーし、息子がもってきてくれた書類と合わせて応募書類はめでたく完成した。
私は、応募要領の住所を頼りに車を走らせたが、ついたところは畑のど真ん中。どうやら道を間違えたらしい。そこで、応募先である日本原子力研究開発機構に電話して住所を確認し、ナビに入力して目的地に向かった。私は、原子力施設に入るのは初めての体験。守衛のところで入門手続きを済ませ、目的の建物に向かった。敷地はかなり広く、交差点には信号まで設置してあった。私は目的の建物を見つけ早速担当課を訪問して、係員の方に応募に来た旨を伝えたところ、実に親切に対応してくれめでたく応募完了となった。
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