以前私は、取引銀行から企業を紹介された。早速アポを取り訪問したら、なんと私の高校時代の先輩ではないか。ちょうどその時に手がけていた装置があったので、早速先輩に相談したが、その後肝心の装置はみんなで営業展開したにも拘わらず鳴かず飛ばずの状態。最近はほとんど諦めかけていたが、ここに来て賑やかになってきたのである。そこでまたまた先輩の会社を訪問し詳細な打合せを行ったが、話を聞けば聞くほど凄い会社だなと感嘆するばかりである。その主たる要因は、つねに改善改良を重ね独自の技術を確立していることであり、独自の技術にも拘わらず価格競争力が強いということだ。先日、たまたま出荷直前の形の似通った装置があったので見せてもらったが、一見華奢な材料構成にも拘わらずひじょうに剛性があり、「これなら大丈夫!!」と安心したところであった。私はこの筋の素人だが、先輩の説明はどれを聞いても合理性があり学ぶところ大である。工場内を見せてもらったところ、何処にでもあるような金属加工機械だが、先輩の長年にわたる改善改良と創意工夫はちょっと見ただけでは真似のできるものではない。資金力にものをいわせて買収すればよいと考える向きもあるだろうが、先輩にはこれまで苦しさに耐え抜いてきた自負と誇りがある。これからきっと花が咲くだろう。
コメント & トラックバック
コメントする