マニラはいつも大渋滞

 今朝はホテルまでスタッフが迎えに来てくれるのを断りタクシーでオフィスを目指した。走る道路はメトロマニラの中でも中心中の中心マカティ通り。いつものガソリンスタンドを過ぎると中央分離帯が美しいグリーンベルトに整備された片側三車線のメインストリート。
 タクシーの運転手に場所を告げたものの道に迷ってしまった。原因は、メトロマニラのタクシー運転手は日本のそれと違い驚くほど地理に不案内なのである。だからかなり迷った挙げ句、手の施しようがないので副社長に電話してタクシー運転手にオフィスの所在地を説明してもらった。
 ようやくタクシーはオフィスに到着したが、進入するルートが異なると見える景観まで違ってくるので一瞬道に迷ってしまった。私は早速オフィスのフロアーを目指したが、あいにく副社長は出勤しておらず近くのコンビニで待つことにした。しかし、いくら待てども彼は現れなかったので電話したところ「いつもの渋滞に巻き込まれている」とのこと。ようやく到着したので目出度くオフィスに入ることができたが、彼の話によると自宅を8時40分に出たが約3時間も要したとのこと。どうやら彼の出勤ルートは極めつけの渋滞ルートのようである。
 これまで私はスタッフから合い鍵を持つように勧められていたが断っていた。その理由は、スタッフの方が先に到着すると期待していたからであるが、どうやら現実的には無理のようである。多くの日本人の場合、到着時刻から所要時間を差し引いた時刻を出発時刻とする慣習が一般的であるが、フィリピンの場合にはそのような考え方はないようである。だからこそすべてがスローライフになるのだろう。私はスローライフを肯定しつつ無駄をなくするようなライフスタイルを目指したいと思っている。フィリピンには何度も来ているので、それらのことをよく飲み込んで日々の生活を楽しみたいと思っている。

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