2010年 3月 9日

 最近、近場を走っていて気づいたことは、日中でもウォーキングする人がかなりいるということである。そこでウォーキングしている人の顔を覗いてみると、女性の場合にはさほどでもないが、男性の場合には著しく社会性を失った表情でただ歩いているだけという方が少なくないことに気づく。
 大体の女性ウォーカーはグループで楽しんでいるが、男性の場合には一人でウォーキングしている人がかなり多い。サラリーマン時代にはいろんな人との付き合いもあったが、一度リタイヤすると急速に人間関係が希薄になり孤独地獄の陥りやすいのは男性のほうである。
 この原因はいまさら説明する必要もないと思うが、根本原因は人間関係技術の欠如である。人に積極的に話しかけ、理解し、共通点を見いだし、新たな人間関係を構築しない限り、孤独地獄への片道切符になってしまう。例え健康目的でウォーキングしたとしても、精神的なものが伴わなければ人間はただの物体に過ぎない。つまり、何のために歩くのか、何のために生きるのかを明確にし、その実現のために最高の意志力を発揮しない限り、顔が収縮し、無表情となり、ついには言葉すら発することができなくなるだろう。
 この礎となるのが家庭の有り様であり、定年イコール労働の終わりという概念を根底から捨て去ることである。

 今日は胃カメラ検査の日。起床すると喉が渇いていたので水を飲みたいところだったがうがいで我慢し、病院に行く時刻を待った。工場内はブルーヒーターが温かそうに燃えており、その上には美味しそうなお茶菓子が満載してあったのでうっかり手を出すところだったが、すんでの所で思いとどまることができた。危ない、危ない!!
このまま工場にいるとうっかり何かを食べてしまう恐れがあるので病院に直行し、待合室で暇潰しすることにした。やがて、看護師から順番を告げられいつものように咽喉部麻酔のための薬を含まされ5分間待機。それが終わるとその薬を飲み込むように指示があり、次いで苦みのきついスプレーを口内に噴射。実にまずい味である。
 やがて私の順番となり看護師の指示でベッドの上に横臥し、マウスピースを噛まされて待機、専門医師による内視鏡検査が始まった。結果は、食道ガン、胃ガン、胃潰瘍等は認められず小さな胃炎の痕跡も回復しつつあるとのこと。安心した。
 これまでは、毎回のように胃炎を指摘されていたが、原因は真夏の炎天下で重労働をして冷たい水やソフトドリンクをがぶ飲みしていたこと。今回は、そのような状況でも必ず温めの飲み物を喉の渇きを癒す程度に摂取し、ひたすら胃炎防止に努めた成果が現れたようである。
 めでたく内視鏡検査を終了、看護師の指示により2時間ほど食べ物・飲み物の摂取を禁じられたが、あっという間に喉の感覚が元通りに戻ってしまった。話によると飲酒週間のない人は回復も早いとか。とにかく一安心である。
 さてこうなれば思う存分働く以外に方策はない。健康であることに感謝し、目の前の課題を解決していこう。明るい未来が必ずやってくる。