突然の商談

 昨日は夕刻から商談があった。お客様はたいへん忙しい人でだいたいの時刻は決まっていたが、先方からの連絡があり次第指定場所に出向くことになった。場所はこれで三回目になる日本人経営者のスパリゾート、私たちはマカティでタクシーを拾おうとしたがまったくダメで、やむを得ず大通りまで出てバスで移動することにした。
 大通りまで行くと大きなバスターミナルがあり大勢の人でにぎわっていたが、私たちは一台のバスに乗り込んだ。バスは日本製のものでどこかで使っていたものをフィリピン仕様に改造したらしく、至る所に日本文の説明書きが残っていた。
 座席は日本では二人掛けだがフィリピンでは三人掛けになっており満員状態なので、改札員は客の中をかき分けながら前へ後ろへと移動していた。みんないろんな会話を楽しみ、電話をする人、メールを交換する人など様々、実に生活感があるのでバスの移動を満足することができた。因みに、私は乗り物内での電話賛成派である。みんな大声でしゃべり、電話し、人混みをかき分けて移動することはとても素晴らしいことである。そこには無用な潔癖症など存在する余地がない。みんなアバウトで活力に満ちている。バスはしばらくすると目的地に到着したが、停止せずに通り過ぎようとしたので慌てて下ろしてもらった。
 私たちはスパ内に入りお客様の来るのを待ったが、お客様は程なくして到着。とりあえず食事をすることにした。食事のメニューはサンマの塩焼き、食事をしながらの商談となったが、商談ともなれば曖昧さは許されない。私は、食事を早々に済ませ、お客様がもっとも知りたい「いくら投資が必要で、いくら儲かるか」の部分について表を作成した。
 実のところ、今回の出張ではこの点についてまったく想定していなかったので冷や汗ものだったが、お客様の欲するところを的確に説明することができたので、何とか事なきを得ることができた次第である。
 商談終了後にお客様をスパにお誘いしたが、彼女はたいへん忙しいらしく次回に持ち越すことになった。
 今日はこれから田舎に行く予定。たぶんブログも更新できないだろう。

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