可愛らしく甘えるように

 いま(13時過ぎ)佐賀県唐津市に到着したところ。夕べの19時に自宅を出発し約18時間かけての到着だが、3月10日の所要時間30時間と比較すると12時間もの短縮である。道中はいつものようにCDからハードディスクに自動録音するMS(music stylist)機能により音楽三昧。最近は、セリーヌ・ディオンとホイットニーヒューストンをレンタルしたばかりなので、それを聴くのが何よりの楽しみ。特にセリーヌ・ディオンは音域と曲の作り込みが私の感性と一致するので、何度も何度も繰り返し楽しんでいる。セリーヌのアルバムには約20曲が収録されているが、順次再生していたら一つの曲に私の耳が釘付けになってしまった。
 題名は分からないが、セリーヌと男性ボーカリストによるデュオ。ゆったりとしたラブソングである。先ずセリーヌがイントロを歌い、そこに男性ボーカルが入る構成だが、男性の鼻の下の伸びきった歌い方に多少の嫉妬心(本当は大いに嫉妬心を抱いている)を覚えながら聴いているが、当のセリーヌはというとかなりリラックスした歌いぶり。もしかして彼に気があるのかなどと要らぬ勘ぐりをしている。
 この曲は英語ならではの甘い表現に加えて伴奏のオブリガートがとても美しい。最後のcadenza(華麗な無伴奏の楽句)の部分でセリーヌがYou do not walk away(あなた、行かないで)と歌っているように聞こえる。「あなた、行かないで !!」なんて天使の歌声で言われたら、恋(下心)がなくても大概の男性はイチコロである。男性は女性の懇願にはめっぽう弱い習性を持っている。だからこのように可愛らしく話せば角など立つはずがない。もしも女性からこんな風に言われたら、「不可能」もたちどころに「可能」になってしまうかも知れない。言葉とはそういう力を秘めている。

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

コメントはまだありません。

コメントする