今朝は4時起きした。息子夫婦を高速バス乗り口まで送り、次いで孫娘を最寄りの駅に6時と、7時に中学校まで送っていくためである。外は真っ暗闇、小雨が降っていて肌寒い。テレビをつけたら総選挙の最後の1議席が残っているだけ。
昨日は、投票締め切りの8時を回るとマスコミは一斉に「民主300議席を上回り、政権交代確実の勢い」と報道。開票を待たずとも出口調査の精度が向上したため、事実上大勢は決してしまっていた。
今回の選挙では、長年にわたり政権の座に胡座をかき、予算配分を固定化させて既得権益で甘い汁を吸い、我が身の保身のみに汲々とし、借金漬けの国家財政には見向きもせず、景気浮揚に無為無策、国民が安心して生活できる福祉・医療は切り捨て、ポリシーのない外交で援助という名のお金をばらまき、緊急度の低い郵政民営化で立法作業を停滞させ、格差社会を生み出す政策を次々と打ち出した自由民主党に国民が下した鉄槌である。
さて、圧倒的勝利を収めた民主党であるが、先ず心からおめでとうといいたい。選挙期間中、麻生首相以下自民党議員達は「民主党に国の安全保障は任せられない」と言ったが、安全保障とは何も外交や防衛問題に止まるものではなく、あくまでも国民主体の国家全体に拘わる総合的な問題であることを彼らははき違えている。
民主党は、マニフェストを基本にして選挙戦を戦ってきたが、これは投票者或いは国民との契約であり、全力でその実現に邁進してくれるだろう。先ず、その成果がはっきり現れるのが来年度予算編成である。無駄遣いを排し、予算を適正配分すれば国債発行ゼロとは言わないが、かなりの経費削減に繋がることは間違いない。国民は、無駄をなくせば福祉にも医療にも格差社会解消にも予算が配分できることを知っている。
初めて政権を獲得した政党がマニフェストを百パーセント実行できるとは思っていないが、マニフェストの三分の二も実現してくれたら百点満点である。
また、この選挙では実務能力に欠ける議員の退場が印象的であった。「既得権益の甘い汁」というビジネスモデルはビジネス界ばかりでなく政界でももはや通用しない、いや通用させないというのが国民の発したメッセージであることを忘れてはならない。
久しぶりに胸のすく思いがした。このような結果をもたらしてくれた選挙民がいたことで、国の将来に明るい希望を見いだせたからである。
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